ディーラー
検索
カタログ請求 試乗・来店
予約
購入相談 メルマガ登録

2024.12.03

BYD SEALが第34回(2025年次)RJCカーオブザイヤーで「RJCテクノロジーオブザイヤー」を受賞

BYDが独自開発した「LFPブレードバッテリーとCTBボディ構造」が最高得点を獲得

BYDの日本法人であるBYD Auto Japan株式会社(本社:神奈川県横浜市、代表取締役社長:東福寺 厚樹、略称:BAJ)が2024年6月25日から販売を始めた同社のフラッグシップ・モデル「BYD SEAL(ビーワイディー シール)」に採用した「LFPブレードバッテリーとCTBボディ構造」が、NPO法人日本自動車研究者ジャーナリスト会議(略称:RJC、会長:飯塚昭三)主催による「第34回(2025年次)RJCカーオブザイヤー」で「RJCテクノロジーオブザイヤー」を受賞。今年のもっとも優れた自動車関連技術として認定されました。

■ BYDの高い技術力で作られたBYD SEAL

今回受賞したBYDの独自技術である「LFPブレードバッテリーとCTBボディ構造」は、BYDが長年に亘るバッテリーの研究・開発で得た知見を活かして誕生したブレード(刃)型のバッテリーと、それを効率よく車体構造の一部として搭載する技術であるCTB(Cell to Body)です。「BYD SEAL」には、こうしたBYDの最新技術を惜しみなく採用しています。

■ 安全性が高く、搭載性にも優れたLFPブレードバッテリー

LFPバッテリーは、正極材にリチウム(Li)、鉄(Fe)、リン(P)を用いたバッテリーの一種で、三元系のリチウムイオンバッテリーに比べ、万が一の事故などにより、バッテリーが損傷を受けた場合でも、熱暴走の恐れが極めて低く、充放電による劣化も少ない(長寿命)といった特徴があります。さらに、このLFPバッテリーをブレード(刃)状に成型したことで、限られたスペースにより多くのバッテリーを搭載することができ、高い安全性を担保しながら、エネルギー密度を大幅に高めることに成功しました。BYDは、このブレードバッテリーを多くの量産モデルに採用しており、国内で販売中のコンパクトEV「BYD DOLPHIN」、e-SUV「BYD ATTO 3」、e-スポーツセダン「BYD SEAL」の3車種すべてに搭載しています。

■ スポーティ、セーフティ、コンフォートの3つを実現するCTB(Cell to Body)構造

BYD SEALは、このブレードバッテリーを車体構造の一部として搭載する技術「CTB」を開発・採用しています。CTBの採用により、欧州プレミアムクラスと同等の高いボディ剛性と安全性を確保。欧州の新車評価プログラム「Euro NCAP」で最高評価の5つ星を獲得しています。さらには、優れた搭載性と理想的な前後重量バランス、低重心化を実現したことで、優れた操縦安定性も実現しています。このようにBYDは、長年に亘るバッテリーの研究・開発から得た知見をもとに、お客様の安心・安全を最優先した製品作りを実践しており、今回の受賞はBYDの高い技術力商品開発力が評価されたことになります。

■ 受賞理由(RJCホームページから抜粋)

受賞対象 LFPブレードバッテリーとCTBボディ構造(BYD SEAL)
受賞理由 LFPブレードバッテリーは、安価なリン酸鉄を正極材料とし、リチウムイオン電池につき ものの発火の恐れを低減。これを板状に成型して密に並べ、さらにCTB方式でそのセルを 直接ボディに搭載することで、搭載時のエネルギー密度、スペース効率を向上。EVの性能 向上に貢献したことを評価した。
ニュース一覧に戻る