2025.06.06
BYD Japan Group(※1)で乗用車部門を担当するBYD Auto Japan株式会社(本社:神奈川県横浜市、代表取締役社長:東福寺 厚樹、略称:BAJ)の5月の登録実績が416台となり、昨年、2024年3月に記録した単月での登録台数記録(353台)を更新するとともに、過去最高登録台数の双方を更新しました。さらに、日本自動車輸入組合(JAIA)の輸入車ブランド別登録台数ランキングにおいて、BYDが初めてトップ10入りを果たしました。
BAJは、2023年1月からSUVタイプの電気自動車(以下:EV)「BYD ATTO 3(ビーワイディー アット スリー)」の国内販売を開始しました。以降、同年9月には、小型ハッチバックタイプのEV、「BYD DOLPHIN(ビーワイディー ドルフィン)」、翌年6月には、セダンタイプのEV、「BYD SEAL(ビーワイディー シール)」、今年の4月からは、クロスオーバーSUVのEV、「BYD SEALION 7(ビーワイディー シーライオン セブン)」の販売を始め、現在は小型ハッチバック、中型セダン、大型SUVまでの全4モデルのEVを販売しています。
BAJは、5月単月および過去最高の登録台数記録を更新した要因は、発売間もない「BYD SEALION 7」のデビューインパクトおよび、これによるブランドリフトによるものと分析しています。「BYD SEALION 7」は、当初予想を大きく上回る反響を集め、お客様の予想を大きく上回る品質、装備、価格などが評価され、BYDブランドへの関心を高めたことに加え、販売店へのお客様の来場にも大きく貢献しました。
「BYD SEALION 7」はそのプライスインパクトとバリューフォーマネーであることが多くのお客様に評価されました。特にメーカー希望小売価格で500万円を切る後輪駆動の人気が高く、「BYD SEALION 7」に占める後輪駆動の販売比率は約6割で販売台数の増加に寄与しました。「BYD SEALION 7」の人気のボディカラーは、オーロラホワイトがトップの48%で、以降、シャークグレー(22%)、コスモスブラック(20%)、アトランティスグレー(10%)の順番になっています。
販売構成比 | 人気色 | |||
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モデル | 駆動方式 | 販売比率 | アトランティスグレー | 10% |
BYD SEALION 7 | 後輪駆動 | 79% | シャークグレー | 22% |
BYD SEALION 7 AWD | 四輪駆動 | 21% | コスモスブラック | 20% |
オーロラホワイト | 48% |
※集計結果は2025年5月末現在
「BYD SEALION 7」は、国内で販売するBYDの乗用車EVシリーズのトップモデルとして、多くのお客様のBYDブランドに対する認知・興味、関心を吊り上げる効果を発揮しました。その結果、SUVスタイルではひと回り小さな「BYD ATTO 3」をはじめ、その他の既販2モデル(BYD DOLPHIN、BYD SEAL)など、BYD乗用車EVシリーズ全体への販売波及効果を生み出しました。
モデル名 | サイズ・ボディ | 対前月比 |
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BYD DOLPHIN | 小型・ハッチバック | 200%増 |
BYD ATTO 3 | 中型・SUV | 150%増 |
BYD SEAL | 中型・セダン | 190%増 |
BYD SEALION 7 | 大型・クロスオーバーSUV | 318%増 |
※集計結果は2025年5月末現在
BAJでは、今後もガソリンエンジンと駆動用バッテリーを搭載したPHEV(プラグインハイブリッド:年内発表予定)および、軽EV(2026年後半以降)の国内導入を予定するなど、積極的な商品ラインアップの拡充を図ると共に、国内販売拠点の整備も同時進行で進めてまいります。また、今回の「BYD SEALION 7」の販売を機に、新たなBYD乗用車事業の成長期に向けたスタート地点と位置付け、引き続き、BYDの企業および製品の優位性を広くお客様に訴求すると共に、OTA(※2)などによる既販車両のアップデートを行うなど、お客様により良い商品の提供を通じて、お客様のEVライフの充実をサポートするとともに、日本の電動化社会、脱炭素社会の実現に貢献してまいります。