2025.12.24

BYD(本社:中国・広東省深圳、会長兼社長:王伝福)は2025年12月18日、中国・山東省の済南工場にて、新エネルギー車(NEV)の累計生産1,500万台達成を祝うラインオフ式典を開催しました。
2025年10月にブラジル工場で1,400万台を達成してから、わずか2カ月での大台到達となり、当社のグローバル生産体制と市場需要の急速な拡大を象徴する節目となりました。
記念すべき1,500万台目としてラインオフしたのは、優れた安全性能と快適性を誇るプレミアム・フルサイズSUV「DENZA N8L」です。同車両はN8Lモデルとしても、累計生産15,000台目の節目を飾る一台となりました。
2025年、BYDの販売実績はグローバル市場で極めて堅調に推移しています。1月〜11月の累計販売台数は4,182,000台(前年同期比11.3%増)を記録。
海外展開: 海外販売台数は917,000台に達し、すでに2024年の年間実績を超過しました。現在、当社のNEV製品は世界6大陸、119以上の国と地域で展開されています。
「技術を基盤に、イノベーションを原動力に」という経営理念のもと、BYDは積極的な研究開発投資を継続しています。
研究開発費: 2025年第1~3四半期に437億5,000万人民元(約9,000億円*)を投入(前年同期比31%増)。
累計投資額: 研究開発への累計投資額は2,200億人民元(約4.5兆円*)を突破。バッテリー技術、ソフトウェア、製造プロセスの高度化を通じ、業界のリーダーシップを堅持しています。
「Elegance, Innovation, Technology」を掲げる高級ブランド「DENZA」は、アジア、欧州、中南米へと急速に販路を拡大しています。
市場シェア: MPVモデル「DENZA D9」は、2025年上半期にインドネシア、タイ、マレーシア等の主要市場で高級MPV販売首位を獲得しました。
欧州・中南米展開: 各地の国際モーターショーへの出展を皮切りに、プレミアム市場における電動化(電化シフト)を加速させています。
1994年に充電式バッテリーメーカーとして設立。現在は自動車、軌道交通、新エネルギー、エレクトロニクスの4事業を展開し、世界6大陸・110以上の国と地域・400以上の都市でゼロエミッションエネルギーソリューションを提供。香港と深圳証券取引所に上場、フォーチュン・グローバル500企業。詳しくはhttps://www.bydglobal.comをご覧ください。
2003年設立。純電動車およびプラグインハイブリッド車の開発に特化し、バッテリー、電動モーター、パワーエレクトロニクス、車載半導体といった新エネルギー車の全バリューチェーンで中核技術を保有。ブレードバッテリー、DM-i/DM-p/DMOハイブリッド、e-Platform 3.0、CTB構造、DiSusインテリジェントボディコントロールシステム、Xuanjiアーキテクチャなど革新的技術を次々と実用化し、世界で初めて化石燃料車の生産を停止した自動車メーカーとなっています。
「Elegance, Innovation, Technology」を掲げるDENZAは、2010年にBYDとメルセデス・ベンツの共同出資により設立され、2024年にBYDの完全子会社となりました。「テクノロジーでラグジュアリーを再定義する」という信念のもと、ユーザーと共に未来を創るプレミアムブランドです。
DENZAは「ビークル・インテリジェンス」戦略を軸に、MPV、SUV、セダンの全カテゴリーで豪華ラインナップを展開。独自技術プラットフォーム「e³(イーサンファン/易三方)」を搭載し、進化し続ける新たなラグジュアリー体験を世界中のファミリーへ提供しています。