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BYD FORKLIFT JAPAN、6トン/7トン/8トン積載のEVフォークリフトを販売開始

BYD FORKLIFT JAPAN、6トン/7トン/8トン積載のEVフォークリフトを販売開始

 BYD FORKLIFT JAPAN株式会社 (本社:群馬県館林市、代表取締役:髙草木 健一、以下 BYD FORKLIFT JAPAN)は、本日2023年5月10日(水)より、リン酸鉄リチウムイオン電池を搭載した大型EVカウンターバランス式フォークリフトの販売を開始します。
 この度販売を開始するのは、6トン積載の「ECB60」、7トン積載の「ECB70」、8トン積載の「ECB80」の3車種です。最短約5時間で満充電が可能で、約5時間の連続稼働性能(※1)を持っているほか、5年間または 10,000時間のバッテリー保証を設定しています。

(※1) 「ECB80」の実測値。なお、充電時間と稼働時間は使用環境によって異なる場合がございます。
8トン積載EVカウンターバランス式フォークリフト「ECB80」(イメージ)

■ 大型EVフォークリフト販売開始の背景

 政府が掲げる2050年カーボンニュートラル社会の実現に向け、日本産業車両協会は、CO2排出量削減の取り組みとして、運輸部門における環境負荷の少ない車両導入を推進しています。その結果、国内フォークリフト販売に占める電動車の割合は、1990年度の29.2%から、2021年度には63.4%となりました。(※2)しかし、3トン以上の中型・大型フォークリフトにおいては電動化が進んでいないことや、鉛電池を搭載した従来型のEVフォークリフトは、1回の満充電で稼働できる時間が短いことなどが課題として挙げられています。(※3)
 BYDは、祖業である電池技術をベースにあらゆるモビリティの電動化を推進しています。自社開発のリン酸鉄リチウムイオン電池を搭載したフォークリフトは、世界約30の国・地域で展開しており、日本においては2015年から販売を開始しました。その結果、これまでに国内の物流業界や機械・製造業界のほか、食品業界など、幅広い業界に約500台を納入しています。(2023年5月10日時点)
 そこで、BYD FORKLIFT JAPANは、日本におけるフォークリフトの一層の電動化を推進するべく、これまで日本で展開してきた1.6トン~5トン積載のEVフォークリフトに加え、新たに6トン、7トン、8トン積載の大型EVフォークリフトを販売することといたしました。この度新たに販売を開始する大型EVフォークリフトは、最短5時間で満充電が可能で、5時間の連続稼働を実現します。(※1)
 BYD FORKLIFT JAPANは、EVフォークリフトのラインナップ拡充を通じて、年間販売目標台数1,000台の達成に向け、取り組みを進めてまいります。

(※2) 出展元:一般社団法人日本産業車両協会『産業車両製造業のカーボンニュートラル行動計画』
URL:http://www.jiva.or.jp/CN2030.html
(※3) 出展元:環境省『物流分野におけるCO2削減対策促進事業』
URL:https://www.env.go.jp/content/900469416.pdf

■ 大型EVフォークリフト 概要

型式 ECB60 ECB70 ECB80
駆動 電動
最大荷重(kg) 6,000 7,000 8,000
コントロール方式 フィンガータイプ *
車体全長(mm)フォーク無し 3,550
車体全幅(mm) 2,076
車体重量(kg)電池含む 11,000 11,700 12,500
最小旋回半径(mm) 3,260
電池種類 リン酸鉄リチウムイオン
電池容量(V/Ah) 80/1,080
保証 車両保証:1年または2,000時間
電池保証:5年間または10,000時間
価格 オープン
フィンガータイプ

【BYD FORKLIFT JAPAN株式会社について】

 BYD FORKLIFT JAPANは、BYDの日本法人ビーワイディージャパンの子会社であるTATEBAYASHI MOULDING 株式会社が2020年7月29日に設立した企業で、これまでに約500台のBYD製EVフォークリフトを国内で販売しています。

■ BYD製EVフォークリフトの特徴

(1)環境性能
 BYDのEVフォークリフトは、稼働中や充電中もCO2をはじめとする排気ガスを排出することがないため、事業における脱炭素を推進します。また、作業環境において排出ゼロになることにより、環境だけではなく従業員の働きやすさを実現します。

(2)高い電池性能 
 BYDのEVフォークリフトは、高性能かつ安全性の高いリン酸鉄リチウムイオン電池を搭載している点が特徴です。短時間での充電かつ長時間の連続稼働が実現可能で、業務効率の向上が期待できます。長寿命(充放電サイクル4,000回でSOC75%以上)でありながら、5年または10,000時間の保証を設定しており、安全性においては各種試験(過充電試験/過放電試験/耐火試験/圧壊試験など)をクリアしているため、安心してお使いいただけます。
 また、IP67の防塵・防水性能を持ち、マイナス25℃の環境下でも放電率は75%と高く、冷蔵・冷凍倉庫内でも安定して稼働するほか、60℃の環境下でも稼働可能なため、あらゆる現場で活躍します。
 その他、精製水の補水作業や電池清掃などの日々のメンテナンスが不要なため、メンテナンスコストや人的リソースの削減が期待できます。

【BYDグループとは】

 BYDは、1995年に中国・深圳で創業し、ITエレクトロニクス、自動車、新エネルギー、都市モビリティの4つの領域で事業をグローバルに展開しています。バッテリーメーカーとして創業した背景から、バッテリーはもとより、モーターやコントローラーなど電気自動車のコアとなる技術を自社開発・製造しています。特に、自動車事業においては、世界70超の国と地域、400超の都市に電気自動車を展開し、中国国内では9年連続で電気自動車販売台数第1※4となりました。さらに、2022年の電気自動車の販売台数は世界No.1(※5となりました。

(※4) 出典「Global EV Outlook 2020
(※5) 電気自動車=EV/PHEV/FCVの総称 台数情報出典:マークラインズ(株)

以上

※本リリースの掲載内容は画像を含め、2023年5月10日(水)現在の情報です。内容は変更になる場合がございますので、予めご了承ください。

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