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ハンガリーに欧州初のBYD新エネルギー乗用車工場建設へ

BYDがセゲド市政府と乗用車工場の土地事前購入契約を締結

 2024年1月30日、BYDとハンガリーのセゲド市政府は、BYDのハンガリー乗用車工場用地の購入契約を正式に締結しました。調印式には、シーヤールトー・ペーテル・ハンガリー外務貿易大臣、ラースロー・ポトカ・セゲド市長、龚韬(ゴン・タオ)駐ハンガリー中国大使とともに、BYD会長兼CEOの王伝福が出席し、BYD のヨーロッパでのローカライゼーションプロセスにおける新たな進歩を示しました。

調印式での集合写真

 2023年12月、BYDはハンガリー南部の都市セゲドに新エネルギー乗用車の生産基地を建設すると発表し、EU地域で乗用車工場を建設する最初の中国自動車企業となりました。この工場は3年以内に建設が完了し、運営を開始する予定で、主に欧州で販売される乗用車を生産します。この工場の建設は、地元で数千の雇用を創出し、ハンガリーのグリーン経済への転換を促進する効果が期待されます。

 ハンガリーはヨーロッパ大陸の中心部に位置し、自動車産業の長い歴史と、発達したインフラ、成熟した産業基盤を有しています。全世界の自動車産業が変革する過程で、7年前にヨーロッパに最初の純電動バス工場を建設して以降、BYDはハンガリーでの取り組みを継続しており、今回新エネルギー乗用車工場の建設に至りました。今後もハンガリーでのローカライゼーションプロジェクトの協力を広げ、ヨーロッパにおける自動車産業のグリーントランスフォーメーションを共に推進し、「地球の温度を1℃下げる」というビジョンの実現を目指します。

■ シーヤールトー・ペーテル・ハンガリー外務貿易大臣のコメント

 BYDがヨーロッパで最初の新エネルギー乗用車工場をハンガリーに建設することを決定したのは、ハンガリー史上、最大かつ最も重要な投資プロジェクトの一つです。このプロジェクトの建設は、ハンガリーの経済地位をさらに強化し、長期的な経済成長の基盤を固め、世界のEVシフトにおけるハンガリーの地位を強化することになります。ハンガリーの中央および地方政府は、BYDの乗用車工場プロジェクトにあらゆる面で支援し、プロジェクトの早期の生産開始を推進します。

■ BYD会長兼CEOの王伝福のコメント

 BYDは世界最大の新エネルギー自動車企業として、非常に進んだ技術と高度に自動化された生産ラインをハンガリーに導入することで、地域のEVシフトの支援となることを喜ばしく思っています。将来的には、現地での生産製造を通じて、BYDは欧州の地域ブランドの特性を持つ製品の開発を加速し、欧州とさらに密接な商業交流と相互補完の協力を形成し、産業のグリーン低炭素モデル転換と世界の持続可能な発展を共に推進します。

【BYD Auto Japan株式会社について】

 BYDの日本法人 ビーワイディージャパン株式会社の100%出資子会社として設立したBYD Auto Japanは、日本におけるBYDの乗用車販売サービス専業会社です。

社名 BYD Auto Japan株式会社(英名:BYD Auto Japan Inc.
本社所在地 神奈川県横浜市神奈川区金港町1番地7 横浜ダイヤビルディング19F
事業内容 BYD製乗用車の販売、アフターセールスおよびその他関連業務
代表取締役社長 東福寺 厚樹

【BYDグループとは】

 BYDグループは、中国・深圳に本社を置くグローバル企業であり、環境に優しい世界を追求するためのイノベーションを提供しています。1995年にバッテリーメーカーとして創業したBYDは現在、ITエレクトロニクス、自動車、新エネルギー、都市モビリティといった多様な領域で事業を展開しています。特に自動車分野では、現在6大陸、70以上の国と地域、400以上の都市で電気自動車を展開しており、独自の技術で開発したブレードバッテリーやe-Platform 3.0といった最先端のテクノロジーを強みにしています。また、世界的に高まりつつあるEVシフトに先駆け、新エネルギー車(EV、PHEVを含む)の生産を積極的に進めたことで、世界でもトップランナーとしての躍進を始めています。

以上

【参考資料】本資料はBYD(中国・深圳)が2024年1月31日(現地時間)に発表したプレスリリースを日本語に抄訳したものです。本資料の正式言語は中国語であり、その内容および解釈については当言語が優先します。プレスリリース原文は以下の URL よりご覧いただけます。
https://www.bydglobal.com/cn/news/2024-01-31/1617162354348

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