2025.07.22
BYDの日本法人であるBYD Auto Japan株式会社(本社:神奈川県横浜市、代表取締役社長:東福寺 厚樹、以下:BYD)は、このたび、2025年6月から開始している、こどもの車中置き去り防止キャンペーン「#たすけてブーブー」 プロジェクトに参加。全国のBYD正規ディーラーとともに、BYD一丸となり、「こどもの車中置き去り」事故ゼロの実現に貢献してまいります。
「幼児置き去り検知システム(CPD)」を標準装備するBYDは、自動車メーカーの垣根を超えた本プロジェクトに賛同し、痛ましい「こどもの車中置き去り」による事故の防止に、全国のBYD正規ディーラーと共に積極的に取り組んでまいります。具体的には、車内から出られなくなった時、こどもが自らクラクションを鳴らすことで周囲に助けを求められる方法を親子で楽しく覚えられる絵本『ぶたすけのラッパ(ポプラ社刊)』と本プロジェクトのキャラクターが描かれたステッカーを全国のBYD正規ディーラーに配布、BYDの「幼児置き去り検知システム(CPD)」の説明と共にお客様に本プロジェクトの趣旨をお伝えしてまいります。
BYDは車種、車格に関係なく、多くの安全機能を標準装備(*2)しています。その中でも、「幼児置き去り検知システム(CPD)」はBYDの安全に対する思想を体現した機能となっており、国内外のどのメーカーよりも早く全車に標準装備いたしました。
例えば、日本国内で販売しているBYDモデルラインアップの中でも一番小さなBYD DOLPHINの「CPD」の場合、車両の電源を「OFF」にした状態でドアを閉める、あるいは施錠をすると、自動的にシステムが起動(*3)。
90秒後から、車内各所に設置されたミリ波レーダーが車内を監視します。システムは、稼働中に車内の動体(お子様やペットが車内に居る状態など(*4))を検知すると、所有者のスマートフォンアプリ(*5)に異常を伝えるとともに、初期警告(ハザードランプの点滅とクラクションによる警報音)を約 6 秒間発報します。それでも救出が行われない場合は、さらに警告を継続し、約 3 分後には自動的にエアコンを作動させ、車内の温度が26度になるよう作動し続け、警報を約 30 分間繰り返して行います。(*6)
BYDは、自動車産業に関わる日本の企業市民の一員として、日本の皆様の日々の生活や、今回のような命を守るための活動である「#たすけてブーブープロジェクト」は、もっとも大切な企業テーマのひとつであると考えています。
BYDの日本での社会貢献は、2015年に初めて日本に導入した、走行中に一切、排ガスを出さない電気バスに始まります。以降、全国のバス事業者や自治体を通じて、BYDの電気バスは、それぞれの地域のクリーンで静かな公共交通として高く支持されています(*7)。また、安全面では、日本で販売する乗用車のうち3車種は、欧州の厳しい安全基準であるEuro NCAP 5つ星(最高ランク)を取得しています。
このようにBYDは、より安全で明るい社会を目指す日本の企業市民の一員として、今回の「#たすけてブーブープロジェクト」の趣旨に賛同し、協賛することになりました。
近年、車中に置き去りにされてしまったこどもの事故が相次いでおり、2025年現在でも既に数件の事故が起きています。JAFの「子どもの車内事故に関するアンケート調査」では、「こどもを車内に残したことがある」と回答した人が54.9%という調査結果も報告されており、潜在的な事故リスクが高い状況が続いています。BYDが現在、日本で販売している乗用車のうち3車種(「BYD SEALION 7」、「BYD SEAL」と「BYD DOLPHIN」)には、いずれも「幼児置き去り検知システム(CPD)」を標準装備しています。
車の中に閉じ込められた時にクラクションを鳴らして助けを求める方法を、楽しく覚えられる絵本『ぶたすけのラッパ』(ポプラ社)は、「パンどろぼう」シリーズ(KADOKAWA)で人気の高い絵本作家・柴田ケイコさんが絵を担当されています。2025年6月4日の発売以降、「楽しみながら大切なことを教えてくれる」「閉じ込められた時のクラクションの重要性を自然に学べる」と話題を呼んでいます。
「たすけてブーブー」プロジェクト事務局 e-mail: webinfo@boobooproject.jp
BYD Auto Japan株式会社 お問い合わせフォーム :https://byd.co.jp/contact/