開業準備室ってどんなところ!?
キーマンに聞いてみた
【BYD AUTO 国立 編】
前回、BYD AUTO 高松の取材を通してわかった「開業準備室」の全貌。
では、場所を変えるとどうなのか……そんな思いで訪問したBYD AUTO 国立は、
個性的なスタッフが活躍する「開業準備室」でした。
今回は、そのレポートをご覧ください。
北海道から沖縄まで、日本全国に正規ディーラーのネットワークを広げているBYD。その一部である「開業準備室」とは、一体どんなサービスを受けられるところなのでしょうか。そんな問いに答えるべく、まずは前回第1回目のレポートとして「BYD AUTO 高松編」をお届けしました。
そして今回は、東京都国立市にある「BYD AUTO 国立」を訪問。セールスアシスタントの神保 瑞希(しんぼ・みずき)さんとセールスの見奈美 孔一(みなみ・こういち)さんにお話をうかがいました。
「BYD AUTO 高松編」でもお伝えしたとおり、開業準備室も基本的には正規ディーラーですので、試乗や商談、購入後のアフターサービスまで、しっかりと対応してもらえます。違いがあるとすれば、本格的なショールームがあるかないかといったところ。今回訪れた「BYD AUTO 国立 開業準備室」も、現時点では仮店舗で営業していますが、受けられるサービスは全国共通で、店舗とほぼ同じでした。
BYD AUTO 国立 開業準備室は、中央自動車道の国立府中ICやJR南武線の矢川駅から近く、BYDの大きな看板が掲げられた仮店舗を甲州街道沿いに構えています。もちろん駐車場を完備していますので、クルマでの来店もウェルカム。取材時には「BYD ATTO 3」の試乗車と展示車が2台用意されていました。
最初に、「BYD AUTO 国立」で電話対応や同店の公式インスタグラムの更新などを担当し、お客様との最初の接点を持つことが多い神保さんにお話をうかがいました。
——開業後の反響について教えてください。
神保さん「当店は3月15日に営業を開始いたしましたが、おかげさまで試乗のお問い合わせやお申し込みは、大変多くいただいております。状況によっては予約なしでもご案内可能な場合はございますが、特に週末は混んでいることが多いので、やはり事前にご予約をいただいた方がいいかと存じます」
BYD AUTO 高松でも同じ話をうかがいましたが、やはり来店や試乗の申し込みは、電話かメールで予約をとった方がベターなようです。
では次に、試乗の案内や商談を受け持つことが多い見奈美さんにも聞いてみましょう。
——お仕事の内容について教えてください。
見奈美さん「開業準備室の敷地内で、充電や給電の仕方、NFCカードキーなど、BYDならではの便利な機能も含めまして、ひと通り車両の説明をさせていただきます。
BYD ATTO 3はパノラマサンルーフも標準装備されていますので、ぜひ車内の開放感も体感いただきたいですね。試乗に関しましては、当店では所要時間が10分から15分ほどの試乗コースを設けています」
——試乗に際しては、具体的にどのようなことを確認できるのでしょうか?
見奈美さん「まずはEVならではのリニアな加速感をご体感いただきたいですね。そのため、試乗コースもあえて長めの直線が入るような設定になっております。また、交差点や店舗への出入りの際には、思った以上に小回りが効くこともおわかりいただけるのではないでしょうか。そして、道路標識をメーター内に表示する交通標識認識システム、ドアミラーに警告灯を内蔵したブラインドスポットインフォメーションなど、先進安全・運転支援システムも、試乗コース上でご確認いただけます」
——高速道路での試乗も可能なのでしょうか?
見奈美さん「それも予約の混み具合次第ということにはなりますが、もちろん可能です。その際はアダプティブクルーズコントロールやレーンキープアシストもご体感いただきたいと思います。また、お時間やご都合が許せば、ご自宅の駐車場に車庫入れしていただくなど、実際の使用シーンに合った試乗も可能な限りご案内させていただきます」
それだけ試乗をたっぷり堪能することができれば、お客様の満足度もきっと高いはずですね。そのあとの商談では、見積、クルマの査定の対応やBYDの保証内容、任意保険の相談などをされるそうです。前回もお伝えした通り、アフターサービスやサポートは、とてもきめ細やかで、「お客様に合ったファイナンスプランのご提案」、「BYDならではのオリジナルの補償を完備した専用自動車保険」「駆動バッテリーの保証」「ロードサービス」など充実した内容になっているとのことでした。
ところで神保さんにうかがったところ、じつは、奥様が乗られる、セカンドカーとしての需要も高いそうで、ご家族で試乗に訪れるケースも多いとのこと。「BYD AUTO 国立」には女性スタッフである神保さんがいることで、親近感を感じている女性のお客様も多いに違いないと感じました。
神保さん「せっかくBYDという新しいブランドに興味を持ってお越しいただきますので、性別や年齢は問わず、お客様にはその魅力を十分に感じていただきたいと考えております。多くのお客様は事前にBYDの情報をよく調べられてからご来店されますので、どちらかと言いますと、購入するかどうか最終的な決断をされるために試乗に来られている、という印象もございます。そこでわれわれができることは、お客様が感じていらっしゃる不安要素をできるだけ取り除いて差し上げることだと思います。お話をよく聞き、寄り添うことで、購入後のカーライフがイメージできるお手伝いをさせていただきたいですね」
最初は初めての取材ということで緊張気味だった神保さん。徐々に慣れるに従って、言葉を選びながらじっくりと想いを聞かせてくれました。「BYD ATTO 3」に続き、年内に発売予定の「BYD DOLPHIN(ドルフィン)」によって、今以上に女性のユーザーも増えるはずなので、神保さんのような女性スタッフの活躍にもますます期待が高まります。
また、見奈美さんの方は、じつはもともと自動車とは関連のない業界に長年勤めていたとのこと。定年退職を迎えた後、クルマ好きが高じてBYD AUTO 国立でセカンドキャリアをスタートしたという、異色のキャリアの持ち主でした。
見奈美さん「昔からクルマが好きで、さまざまな車種を乗り継いできました(笑)。そんな私自身の経験を通してみましても、BYDは自信を持ってお勧めできるクルマです。コストパフォーマンスの高さが注目されがちですが、じつは欧州をはじめグローバルでの販売実績もあることなど、まだあまりお客様に知られていない情報も広く発信していけるよう、努力していきたいと思います」
非常に個性豊かなスタッフが揃う「BYD AUTO 国立」。神保さんと見奈美さんを含む合計5名で切り盛りしているそうですが、チームワークのよさも自慢のひとつと皆さんが胸を張っているのが印象的でした。
また、「BYD AUTO 国立」はリレーマラソンを中心としたスポーツイベント「LINKくにたち」のスポンサーを務めるなど、国立市の行事にも積極的に参加。地元に根付いた活動を行っています。
そうした活動の様子は、「BYD AUTO 国立」の公式インスタグラムでも更新中。国立周辺のEV充電スタンドを紹介するなど、地道ではありますがユーザーにとっては本当に役に立つ情報もコツコツとアップされています。
二度にわたり、BYD正規ディーラーの開業準備室についてお届けしてきましたが、これを読んで「ちょっと訪問してみたいかも!?」と思った方もいらっしゃるのではないでしょうか? そんな方は、ぜひ最寄りのBYDの開業準備室または店舗を訪れてみてください。
BYD AUTO 国立
住所 東京都国立市青柳1-20-21
電話番号 042-527-2101
サイト https://kunitachi.baj-dealer.jp/
お近くの正規ディーラーでも試乗予約を受け付けております。ぜひ一度お試しください!
(取材:2023年6月)